二言三言

先日、初めて和食の料理長と話をした。
皿洗いのバイトを初めてもう一年にもなるのにだ。
和食の料理長は板前さんから通称「おやじさん」と呼ばれている。
ズーズー弁気味で喋る料理長は、関東地方出身の人だろうか?
この一年は小生から「おはようございます」と挨拶をし続けていた。
最初のウチは全くの無視(?)だった(笑)
半年ぐらいして漸く「おはよう」と返してくれた。
そして先日はたまたま目線が合ってしまったのだ。
で、なのか料理長から声をかけてもらったのだが、、、。
それが「この仕事はながいの?」だった。
ありゃ?もう一年にもなるのに、、、結局、挨拶をしていても
無視をされていたのではなくて、ただ相手にされていなかったのだ(笑)
そして最近になり小生に気がついたのではないだろうかと思われる。
尤も毎日、小生が洗っている訳ではないので、顔を覚えるのに時間が
かかったのだろう。
「一年になります」と答えたあと「以前は何をしてたの?」と言われた。
そこで「芝居をやっておりまして・・・」と言ったら、屈託のない笑顔で
「あっ、そうなの!そりゃあ大変だな〜」と何故か笑われたが、
「はい」と返事をしたら「生活するのに大変だろう?」と言われた。
もちろん「はい」と返事をした。
ほんの数分の会話である。
役者は食えない者、東西で知られている事実なんだろうね!