よくわからない。

某N市の施設での演劇アドバイザー。
誰も相談には来ない。

そこで以前から読んでみたかった本を読み出した。
が、余りにも難しくてさっぱりわからない。

難しかった(苦笑)
特に訳が(笑)
まあ〜それだけ演技とは難しいものなのか(?)
回りくどい訳し方と言葉の並べ方に読むのに疲れて、
途中で投げ出してしまった。



お隣のカフェではテルミンの演奏会が開かれていた。

大体、いつもピアノ演奏とか、
時には聴きたくもない、下手くそなオリジナル歌を唄われて、聴きたくもないこっちは、ストレスが溜まる時もある。
学生とか学生上がりの若い演奏家たちにも困る。
演奏の間に何故かトークコーナーがあるのだが、
そのトークがちっとも面白くない。
そんな時は極力、聴かないように努力する。
が、耳に入ってきてしまいウンザリする時もある。
が、まだ今日はテルミンでホッとしてしまった(笑)



「今日も誰も来ない」
そう思っていたら40歳の相談者がお一人見えた。
内容は「劇団を作って公演したい」だった。
劇団みたいなものは作りたければ作ればいい。
わざわざ相談しに来る内容ではないだろう。
とも思ったが、そこは頼まれアドバイザーの仕事。
しかも「お金がないから極力安く」との相談。
無茶苦茶な相談内容だ。
こんな事は協力者がないと無理だ。
そこで「お仲間は?」と聞いたら「誰もいない」だった。
どうやら芝居が好きらしく、観に行っている間に自分もやりたくなったみたいだ。
ノートを取り出し、話している内容を丁寧にノートに書き込んでいくのだが、人の話を聞く気があるのか?
両耳にイヤホンをしたまま僕の話を聞いていた。
そんなに真剣でないことだけはわかった。
でもアドバイスは一応しておいた。
しかし「青少年のためのアドバイスコーナー」なのに
今まで青少年は一人しか来ず、たまに相談に来る人は
何故か大人ばかりだ。


まだまだN市の夏は終わらない。
ド祭りが開催されていた。

人が栄に沢山いる。



結構な経済効果があるだろうと思いながら、
重い身体を引きずって岐路についた。