えっ?

家の近所にはコイン洗車場が2箇所ありました。
「ありました」というのは残念ながら一つはなくなってしまったからです。
なくなってしまったコイン洗浄場は家からだいぶん離れた
場所にありました。小高い丘の上にあり周りを木で覆って
あって「穴場」と言える場所でした。いつ行っても空いていて周りに気兼ねなく車が洗える。
そんなところが気に入っていたので利用していました。
が、やはりそんな場所だからでしょうか?
閉鎖されることになり寂しい思いになりました。
ところが入口に「次回からこちらへどうぞ」という
内容の看板が掲げてあったので、新しい洗車場を探して
行ってみました。


その洗車場は住宅街の中にあって、こちらも知る人ぞ知る、
そんな隠れた洗車場です。
もう何回通って車を洗っているでしょうか。
この洗車場は周りが住宅地ですので、
強烈な水のシャワーで車を洗えば、
その水しぶきが舞い、横に立っている家にまで
水がかかりそうな気がしてしかたがなりません(苦笑)


ある日、そんな洗車場で一人のおじさんを見かけました。
軽トラックを乗り付けて来て、入口にあるスタッフの休憩所
のような掘っ建て小屋を出入りしていました。
洗浄場の中の掃き掃除やゴミをなどを拾いながら、
チラチラと僕の様子を伺っています。
そこでおじさんに「こちらのスタッフさんですか?」
と声をかけてみました。
すると「管理人です」と笑いながら返事がきました。
しかしよくよく話をすると、この洗車場の経営者で
この洗車場の土地の持ち主だとわかりました。
そこで「いつも使わせてもらっています」
と言ったら「ありがとう」と返事がかえってきました。


さて、どこの洗車場でもだいたい値段は一緒だろう。
いつも400円のコースで洗車してきます。
今日は、あまりにも車の汚れが目立っていたので、
久しぶりにその洗車場に行ってみました。
平日の昼間だったが、、、意外に込んでいたので少し驚きました。
幸い洗い場は空いていたので早速、車を突っ込み洗うことにしました。
ところが機会にコインが入らない!
何度入れても入らない!
100円玉が入らないように奥で塞がっていました。
「故障か?」と思い、仕方がなく隣の洗い場へ車を移動させました。
しかしそこでもコインが入らない。
「こっちも故障?」と思い、また隣の洗い場へ車を移動させました。
しかしまたそこでもコインが入らない。


そんな事をしていたので、見るに見かねたのだろう。
車を洗っていた男性が近寄ってきて、
「お金いらないみたいです。僕もボタンを押したら
水が出て来ました」と教えてくれました。
機会を見ればFREEと表示されていましたが、
汚れていて直ぐには気が付きませんでした。
どうやら全部本当にタダみたいです。
去年に来たときは確かにお金がいりました。
これはどういう事でしょうか?




兎に角、スタートボタンを押したら水が出ました!
「ラッキー」でしたが、、、
「ひょっとしたらこの洗車場、、、なくなるかも?」
そんな不安がよぎりましたよ。


兎に角、、、タダには驚いた。
水泥棒をしたみたいな感じがしました。



この洗車場の持ち主のおじさんはどうしたんだろうねえ〜?