2部屋お隣の老夫婦が引っ越していかれました。


先日、部屋のチャイムが鳴りました。
ドアを開けるとお爺さんが立っていました。
「お宅には挨拶をと思って」と最後の挨拶を言ってくれました。
聞けばあの騒動後、管理会社からは「退室」を迫られたみたいで、とりあえず婆さんは親戚の家で預かってもらってたみたいです。
お爺さん曰く、割とポンポンと言う性格のお婆さんは気も強いらしく。その性格の上、嫁との折りあいが悪く、息子夫婦と同居が難しいらしいです。
今、お婆さんはお隣のM県で暮らしているらしいのですが、
病院に連れて行っても医者の言うことは聞かない。
また「病院は私をキチガイ扱いにするだけ!」と言って
薬も飲まないらしくお爺さんは本当に悲しそうな顔を
していました。

廊下での立ち話だったのですが、聞けばお爺さんは何と80歳という高齢でした。
お婆さんが「お爺さんが事業に失敗するから〜」と叫んでいましたが。これも本当の話で、お爺さんは代々続く網元だったみたいです。しかし近年魚が減り廃業する事にしたみたいです。
お爺さんは人が良いかもしれません。
その性格の上、他人を押しのけてまで頑張る事が出来なかったのだと思いました。
言葉の端々に〜お婆さんのせいで〜という複雑な感情があるのを感じました。
あの日、お爺さんはお婆さんをベランダから部屋に入れました。その時にお婆さんがお爺さんに言った言葉は
「あんたが爆弾を仕掛けたんでしょう!」だったそうです。
やっかいなのはお婆さんは身体は丈夫だということ。
言うこともハッキリしてるし、健康だから元気が良い。
だから・・・。


不景気の中。
異常気象が起こり続け、世の中は不景気にみまわれと大変な時代が来ているけど。
歴史を見ると「良い」時代なんて本当に少ない。
人の一生もそうだろうか?
満足のいく人生がおくれるかどうか。
もう少し輝きたいのだがねえ〜(苦笑)