迷路

今週からビッシリと稽古が入れました。しかも13時から毎日です。
もう二昔前ですか？その頃は一日中稽古をしていました、、、
というよりさせられいましたね。
でもその時間があったからこそ、今があるんでしょう。
しかし歳をとってくるとそうもいかない。いろいろと生活環境も変わってくる。
まして親に頼って生きる歳でもない。だから何とかしなければいけない。
そう、、、役者で飯が食べられないないから、バイトに精をだす。
そうすると稽古時間が減るわけですよ。これ本末転倒状態になるわけ。
しかし無情にも稽古は連日午後から始まる。稽古優先なのでバイトはお休みです。
そうすると収入は減るわねえ〜。グルグルと迷路に迷い込むわけ。
　ところで今回の茶流奪取には声楽家の人が沢山出ています。
もちろんオペレッタなので声楽家は芝居もしなければいけません。
で、初めて芝居をする人や、または経験が浅い人がいます。
ましてそんな人が主役級を演じるわけです。
そりゃあ〜台詞を言うのに苦労していますよ。
演出家から「棒読み」とダメを食らい。
他の出演者から「こうしてみたら？」と言われ、
まだ本格的に稽古が始まって数日ですが、ヨレヨレになりつつあります。
「なりつつあります」と言うのは、小生からは一切の口出しやアドバイスは
行っておりません。聞かれれば答える程度にしています（笑）
余りシャシャリでるタイプではありませんし（笑）
遠くから見守っている感じです。
が、当の本人はもう迷路に入り込んでいるみたいです。
だって目が沈んでいるんです、見ているともう可哀想になりますよ。
でも、これを乗り越えないと本番が来ません。
小生も一緒に乗り越えたいと思います・・・迷いながら。