終わりました。

N市の指定管理制度の問題が終わりました。
我々のNPOは終息に向かうでしょう。
結局、今回も指定管理に出された館すべて
N市の外郭団体が取りました。
管理運営に経験豊富な外郭団体。
彼等もしのぎを削り自分たちの首を絞めての攻防こと。
これ以上何も言うつもりはありません。
が、N市の文化芸術は終わりを告げたと言っていい。
こんな行政に任せていいのか?
この街は恥ずかしい処になっていく。
先日、某芸術創造センターに詰めて仕事をしました。
が、全く外郭団体の事務職員の教育がなされていません。
逆に派遣職員さんは良くやっています。
劇場を建てるのは行政の役割です。
行政側は市民サービスをも訴えるのであれば、
外郭団体の現場事務員(係長、課長クラスでも)に、劇場に車椅子のお客が来たら
出迎えて客席に案内することをさせる事は出来ないのでしょうか?
客入れの時に主催者と一緒に、いや隅っこでもいいので
「この劇場にお越しいただいてありがとうございます」と
礼をするのも仕事の一つではないでしょうか?
膨大な(?)事務処理の仕事があるのでしょうなあ。
課長クラスでもせっせと 書類を紐で綴りにしていました。
事務所に籠もりっきりで全然劇場の顔が見えない劇場で何が出来るのか?
市が持つ劇場は市民の持ち物です。
事務所に行き、手続きや問題毎を処理するのたびに、
面倒くさそうに動く課長クラスのおっさん職員が着いているようでは劇場が湿ります。
劇場も一緒に前進しなければもう未来はありません。
個人活動や集団活動では文化芸能は限界に来ていると思います。
表現者はまだまだ世の中と一緒で厳しい時間を過ごさなければならなくなりました。
残念です。
でも明日から気持ちを切り替えて芝居に挑みましょうかね!