お疲れさま〜。

mabikitei2008-10-20

先日、ようやく舞台が終わった。
長かった1年でした。
その公演の実行委員会のメンバーに選ばれたのが去年の春頃。
それから公演の準備をしてきたのだが、
最後にはまさか自分が役者として舞台に立つことになるとは思わなかった。
だって最初の約束はチケット管理である。
役者として実行委員会に呼ばれたわけではない。
それが諸々の事情で準主役を演じる羽目になってしまった。
でも本当に本番が無事に終わってホッとしている。


この手の仕事はとても神経と体力を使う。
何しろ予算が一千万円規模の公演となると絶対に失敗が許されない。
赤字になったらドエライ事になる。
必死にチケットを売らないと生死に関わることになる。
なぜなら赤字になったら実行委員会が被る事になっていたからだ。
また、役をあてられた段階で生活が逼迫することは目に見えていた。
しかし、自らも上演実行委員会のメンバーである以上は断る事も出来ず、
これは制作側ではなく、出演者として作品創りをしなければいけないとの
使命感で努めた。
その結果、ほぼ毎日の稽古に出ることにより、我が家計は沈没しかけている。
いま船内には大量の水が流れ込んできている。
せめて同じ沈むなら浅瀬で沈みたいものだ。



まだまだ公演の残務整理が続いている。
制作は本番が終わっても終わりにはならない。最後の決算書を作りあげるまでが
仕事だ。この為に作った通帳の解約までが仕事だ。
だから「だやぁつう」とはまだ一ヶ月は付き合いが続くはず。






世の中、意外と「まあええぎゃあ」とは行かないもんだ(笑)