大きな声で・・・。

100円ショップのレジにて、小生の番がきました。
そこにおじいさんが「らくがき帳はどこにあるんだ?」と
割って入ってきます。
お孫さんに買って行ってあげようと思ったのでしょうか。
小生は「なんだこの人は!」と思いましたが、
レジのお姉さんの対応を待ちました。
レジの中国人アルバイトのお姉さんは、すぐ側にいた
これまた中国人アルバイトの女性に「お願いします」と
おじいさんの対応を求め手を差し出します。
おじいさんはクルリと体を反転させ、これまた
中国人のアルバイトのお姉さんに近づき
「らくがき帳はどこにあるんだ?」と聞きました。
ところが、この中国人アルバイトのお姉さんは、
このおじいさんの言葉が聞き取れなかったみたいです。
「なふだ?」と聞き返しました。
〜らくがき帳〜がどうしたら〜なふだ〜に聞こえるのか?
確かにおじいさんの滑舌も悪かったのです。
おじいさんは更に両方の人差し指で空中に
四角を書きながら言いました。
「だから、らくがき帳はどこにあるんだ!」
その指先を見ながら中国人アルバイトのお姉さんは
またもや「なふだ?ですか?」と返します。
「違う!らくがき帳だわ!」と一段と声が高くなります。
そしてここにきておじいさんは重大な事に気付き、
更に大きな声で言いました!
「お前、日本人じゃないなあ!」と。



 小生はお金を払いながら
「今まで気がつかなかったのか?」とズッコケてしまいました。
しゃべり方と言い、しかも胸につけている名札には「宋」と
書き込んでありましたが、気がつかずにいたみたいです。
あまりにもコテコテのコントにはまってしまいました。


 安っぽいコントでしたけどね。