笑っちゃった。

先日、某ミュージック著作権の協会から電話が入った。
内容は、今までの公演で使った音楽の著作権料を払ってほしい。
との事でした。
ショウマンの連絡先をチラシか何かで調べたのでしょう。
過去の作品を電話口で並べ立てられ、音楽を使用したかどうか
教えてほしいと言われました。
 こちらは著作権を払わないわけではないが、済んでしまった
4〜5年も前の公演の事をほじくり出されても僕は困る。
しかもマネジメントだけで主催をしているわけでもないから、
問い合わせを受けても払うとも返事ができない。
だから主催者に連絡を入れて下さい。と返してしまうのだが、
中には明らかに音楽を使用していない作品もあるので、その旨を
伝えると「使用していない」と書面におこして郵送してほしいと
言われる始末。ん〜なぜ、こちらがそのような手間をかけなければ
いけないのか分からない。
だいたい書面におこして送っても担当者によっては
何事もなかったかのようにまたしつこく質問される。
 先日は「その公演は以前に音楽を使用していないと伝えて
ありますが」と言ったら、暫くして「あ〜本当ですね」と
返事が返ってきたから、唖然としてしまった。



 そう言えば著作権で忘れられないことがある。
 劇団の人気シリーズ作品の制作担当を途中から引き継いだ。
全作と同じように予算を組み、作品を上演した後に問題が
起こった。作曲家から「使用料を払ってほしい」と連絡が
入ったのだ。当時、制作素人だった僕は、音楽スタッフに
「どうなっているのですか?支払ってないのですか?」
と聞いたら「私は知らん」と言われてビックリしたことがある。
てっきり全て込みの値段だと思っていたら、そうではなかったのだ。
いろいろと勉強させられた人気シリーズ作品だった(苦笑)。


 さて話は戻すが、電話口で作品名を並べられても、何がなんだが
分からないので「それこそ作品名を書面におこして送ってほしい」と
言って電話を切った。
すると明くる日にはその書類が郵送されてきた。
その早さに笑えてきた。
なぜならこちらが著作権を払うために郵送した書類の返事は、なかなか
返ってこないのだ。2〜3週間はほったらかし状態である。
酷いと一ヶ月後に支払い明細書が届く。
最近は書類を送ったらすぐに電話をかけることにした。
そうしないと決算が出来ないからだ。


きっと調べるのに時間がかかるのだと思うが、もう少し敏速に
仕事をしてくれないかと思う(笑)。


 余り他人のことを言えた義理ではないけどね。。。。。