なにくそ〜。

mabikitei2008-01-17

ミュージカルの演出助手。
情報量の多さにクタクタになる。
演者の多さに出はけの状況。
立ち位置の確認や、転換の人の確認。
様々な事を把握しなければ着いていけない。
実際、いま全く着いていけない(苦笑)。
その中で一番の問題はやはり譜面が読めない事だろう。
だいたいどの音で出てきて、
どの音で舞台装置が回り出して、
なんて楽譜が読めないから書き込めない。
仕方がないから芝居を見て、音楽を聴いて、覚えるしかない。
でもそれではタイミングが全然掴めないのだ。
音楽を聴いて覚えるのは、、、僕にはちょっと無理。
ヘタをすると曲の、何が変わったのかすら分からない。
みんな同じに聞こえる。
そこで「これではダメだ」と思ったので、
もう一人の演助にアドバイスを求めた。
すると彼女は「リズムを数えなさい」と教えてくれた。
早速、彼女から教えてもらい、一つ一つ小節のリズムを
数えてみた。
「イチ、ニ、サン、シ」
「ニ、ニ、サン、シ」
「サン、ニ、サン、シ」
「シ、ニ、サン、シ」と。
時には「イチ、ニ、イチ、ニ」と
楽譜上のリズムを叩いていく。
すると少しだけ、ほんの少しだけ見えてきた。
オタマジャクシが紙の上で踊り出す。



 食わずに美味しいか不味いかわからない。
食べてみて始めて分かる事もある。