見た。

何を?
稽古が進まなくて慌てふためいているみんなの姿を。



 役者で出るときはよく夢を見る。
と言うより必ず見る夢がある。
それは科白も全然入っていないのに、幕が開く夢だ。
僕は舞台の上で真っ青になっている。
でもそこは、、、ほら、、、何とか適当にごまかして、
袖に引っ込むのだ。
ところがその後に酷く落ち込む。
舞台は怖い。
舞台は恐い。
舞台はこわい。
だからこそ稽古をするのだ。


 
さて、、、今回、見た夢はもうすぐ本番だというのに、全然
稽古が先に進まなくて、演出家やみんなが慌てている夢だ。
いま自分が関わっている舞台の稽古の進み具合が遅いのが気になる。
密かに心配している。
〜って本当か!〜
本当だ。


 また明日も稽古場に行こう。