稽古に行く 〜3〜

舞台の形も何となく出来たみたいです。
演出家が「お〜ぉ、形が見えてきた!」と唸っておりました。
しかし芝居だけだとギリシャ悲劇は、、、寝ます。
絶対に寝ます。
確実に寝られます。
朗々(?)と舞台の上でセリフを言っていても、このご時世では寝ます。
他に何か色づけをしないといけません。


 そこで「後は音楽だ!」と演出家が言っております。
ギリシャ悲劇は芝居もそうですが、音楽も重要な役割を占めます。
今回は生の演奏が入り、総勢20名にも及ぶ男性合唱団も加わります。
これは唄も見た目も圧巻だと思いますよ。
 どうせ芝居は大したことありませんから(マジで?)・・・。
 舞台上に変化がなければね〜。
 そういう「作品」なんですから。

 だって私が出るのですよ。
 クソ難しいギリシャ悲劇のセリフなんて言えるはずがない!
 兎に角、大きな声を出して、しのいでいるだけなんですからね私は。
 しかも「子供が欲しい!」と叫び続けている役です。

まぁ〜しかし昔はこれも神頼みだったんですね、、、。
あと3週間だねぇ〜(;;)。