松本紀行〜避暑地は快適?〜

mabikitei2006-08-11

軽井沢は人、人、人だらけ。
どこからこんなに人が来るの?って言うぐらい。
更に開発が進んでいる軽井沢。
駅裏にはアウトレッドのお店がズラリと並んでいました。
その裏手にはスタジアム並の広さで芝生が敷きつめてあり、家族連れがお弁当などを食べております。
メインストリートも人だらけ、、、。
僕らは一軒一軒お店を見て回ります。そして昼間から一杯飲んでほろ酔い気分で軽井沢を歩きます。


 さて妻が「折角、軽井沢に行くのに日帰りは嫌だ!」と行く道の車の中で言い出します。
「だからペンションで泊まろうよ」と言い出します。
仕方がないから了解しました。この時点で財布の中身は確か・・・4〜5万入っていたはず。
さっそく妻は携帯で素泊まり出来るペンションに連絡を入れて押さえてしまいました。
僕は頭の中でお金の計算をします。「まあ〜何とか大丈夫かぁ」
一緒に来た妹たちとちびっ子軍団(妹たちも僕らと同じ道を来るはずでしたが、道が余りにも酷い状況だったので連絡を入れて高速で来るようにさせました)と軽井沢を探索します。日帰りで松本に帰る妹たちにお土産を持たせて僕らは軽井沢に残りました。
お店に入って夕食を済ませ、さてさてペンションに向かいます。
が、雑誌に掲載されている写真で見るのとは、これまた大違いのボロボロペンションに僕は唖然とします。
「小汚いペンションだなぁ〜どこもこんなものなんだろうか?」
僕の問いかけに妻は「こんなものだよ」
大浴場に入って汗を流し、この日は疲れてたのか、もの凄く早く寝てしまいました。
明くる日、反動で早く起きた僕らは早朝の軽井沢(写真)を歩きます。
澄んだ空気の中を文人やジョンレノンが泊まったホテルを見て歩きました。
「さあーペンションの朝食を食べに戻ろうぜ」
そこで僕はふと財布の中身が気になり出して見てみましたら、、、あらあら、、、なんと2万円しかありませんでした。
「え〜っ!なんでこんなけしかないの?・・・何に使った?」
帰りの道々で妻と金の計算が始まります(笑)。
「えーと、あそこでビール飲んで、あそこでもビール飲んで、私の仕事先のお土産買って、でジャム買って、食事して、美術館入って、そうだガソリンを満タンにして・・・」
「あ〜ガソリンが高かった!」
「そりゃあ無くなるわ」
「あれ?俺はまだお土産買ってないんだけど・・・」
「もうお金無いよ」
「ガクン・・・」
ペンション代を払ったら、僕の財布の中身は樋口さんが一人になりました。。。
「ねえ〜奥さん、、、この樋口さん、、、スイカ買うのに使ってもいい?」
「いいよ」
貧乏旅行と決めていた僕らでしたが、、、意外と底に着くのは早かったです(笑)。

 軽井沢という避暑地は妻にとって涼しい処でした。
 僕にとっては財布の中身が・・・涼しい処でした。