演芸場に行く。

先日、大須演芸場に行って来ました。
約100人ほど入る客席には僕と妻の2人と他に5名のお客さんのみ。
これでも平日は多いほうなんですって〜笑〜。
僕は昔、東京のタイニイアリスで芝居をしたときにお客さんが7人という経験をしたことがあります。
その時は舞台に出ている役者の方が多かったんですから・・・。
さて、時間もあまりなく大須演芸場では3人の芸人さんを観て聞いてきました。
舞台に出ている芸人さんはお客さんがいないのはもう慣れっこみたいですね。
もう平然と持ちネタを披露しておりますよ。
貴重な時間を味わえたのは名古屋弁漫談をやるある師匠です。
出てくるなり「自分は糖尿病を患っていて体調が悪い」と言い出したんです。
最初は小さな声でボソボソとしゃべっていましたが、そこはベテランです徐々に声に張りも出てきました。
この師匠の一番面白かったところは、持ち時間が気になるのか・・・チラッと腕時計を見ることです。
2〜3の小話をしてはチラッと時計を見て、また2〜3小話をしてはまたチラッと時計を見る。
その姿が芸なのか自なのか?
その後に知ったのですが、この師匠はもう引退することが決まっているようです。
舞台上でも引退公演をするから見に来てと言っておりました。



名古屋で寄席は大須演芸場のみ。
なかなか下町の良い雰囲気を持った劇場です。
また時間があったら遊びに行きたいです。