小旅行・青春編。

学校の先生になることを夢見て静岡の大学に通っていた奥さん。
「なんで静岡にまた来なければ行けないのかしら・・・私って」
と最初は思ったみたいですが・・・・「住めば都」充実した青春を送っていたみたいですね。
その頃の僕は・・・ちょうど養成所に通いドップリと演劇に浸かっていました。
「ねえねえ〜その頃につき合っていた彼女の話をしてよ」
建前上(?)僕は30年間彼女無しにしてあります。
いちおう結婚するまで童貞という事になっております。
〜実はかなりやばい男なんです〜
さて冗談はおいときまして・・・。
いま思えばあの頃は何も考えずに芝居に夢中になっていました。
あの時の情熱(?)が今もあるかと問われると・・・ない、かも。
それは二十歳頃の若さとか、新しい世界(演劇)の面白さとか、
あの時だからこそ体験できた熱い感覚なのだと思います。
これを青春と言えば青春なのか・し・ら?

 
 
さて夕方のキャンパスは静まりかえっていました。
恐る恐る大学内に入った僕ですが・・・キャンパスに入るとなぜか自分はここの大学生に
感じてきます〜笑〜。
つい最近どうも大学祭があったみたいです。
キャンパス内には立て看板がまだそのままになっていました。
ちょっと気になり立て看板を見てまわっていると、ありましたよ演劇部の看板が。
「行って指導してきたら?女の子が一杯いるかもよ。」
「そんなおこがましい!教えるほど何も持っていません。逆にこっちが指導してもらいたいわ」
「何を?」
「いろいろ。」
生協の白石さんはここにもいるのかな?」
「いるかも。」
たあいもない会話をしながらキャンパスをぐるりとまわり、後にしました。

 結局、奥さんは大学を卒業後、先生になりましたが辞めてしまいました。



 今では青春の思い出だけがそこに残されています。
そして新しい学生がまた青春を刻み始めているのです。