新・小旅行。

mabikitei2005-12-02

海沿いの細い街道をバスに揺られて10分。「水谷」というバス停で僕たちは降りました。
海が近いこともあり潮の香りが漂っています。
奥さんの「こっちだよ」と言う声に引っ張られて知らない道を歩いていきます。
「へぇ〜景色が少し変わってる」なんて言いながら「あっ、この店はまだある!」
次から次へとあの頃の事が思い出されるようです。
奥さんは子供の頃に静岡に住んでいましたが、その後、名古屋に引っ越して来たそうです。
そしてまた大学の頃に静岡に戻って住んでいたようです。
僕は「あ〜二十歳の頃はここに住んでいたのかぁ」なんて感じながら歩いていました。
そしてその当時、住んでいたアパートの側までやって来ました。
あいにく、時間が無くなりましたので当時住んでいたアパートには行きませんでした。
が、写真に写っている坂道を上ったところにあるアパートに住んでいたそうです。
(写真の左手に小学生が写っていますが幽霊ではありません。下校途中の小学生が突然飛び込んで来ました)
ちなみに坂道の手前に信号のある交差点があるのですが、
当時50ccのバイクで大学まで通っていた奥さまは或る日の帰り道、
その交差点を曲がりきれずに転倒したそうです。
その時は確か小学生に助け起こされたと言っていました。
ところが大学に行く道々で「あっここでも転んだ」とか「ここで車にぶつけられた」とか次々と出てくる。
で結局「あたしって不器用なのよね〜今でも」と言うてました。
当時、奥さんが住んでいたアパートから歩いて約30分。
ようやく奥さんが通っていた大学に着きます。
彼女が青春をおくったキャンパスに僕も足を踏み入れる事になります。