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当初は4000回を越える講演を予定していました。が、開幕前に約3300回に減りました。
最初とお昼休憩の2回と最後の講演が無くなったのです。理由は簡単でした。開場と同時に初めてもお客はいない、それと最終講演はお客様が見終わった後に閉門に間に合わない。と言うことでした。お昼の休憩はとても助かりましたね。この時間は博士だけではなくスタッフもありがたかったと思います。
しかし回数が減ったことにより1000回を演じない博士達に出番が少なくなってしまいました。これは残念に思います。また話は前後しますが、これで天野博士の出番が少なくなりました。というのも、最初のお話では「VIPは毎日来る」と聞いていたんです。だから最低100回は演じてもらわなければいけないだろうと思いました。しかし1000回を演じない博士たちに少しでも出てもらいたいと思っていましたので、天野博士は皇族のみの条件にしてもらいました。
それは何故か?実はその都度ローテーションを変更するのが面倒だったからです〜笑〜。
 ローテーション表は開幕するまでに4〜5回作り替えました。要約1000回講演が決まり急いで開幕1ヶ月後までのローテーションを作りましたが、その後は状況を見て、博士たちと相談をして作りましたので、完全なものが出来たのは夏前頃なんです。
 やがて確か6月頃だったでしょうか。超VIP対応の天野博士の出番が決まりました。しかしいきなりで久しぶりの博士の舞台ではきついだろうと思い、通常講演の本番前に何回か稽古をしてもらいました。そして2〜3回本番をこなして超VIPの舞台を勤めてもらいました。が、これが「天野博士もっと出てよ」と周りの反応が良かったのです。天野博士とも相談をして「それじゃあ週1回やるか!」となります。
(最初は1000講演が達成出来るのは閉幕一週間前の予定でしたが、いろいろと変更している内にギリギリに達成するローテーションになってしまいました〜笑〜)
 さて天野博士の出番をいつにするか?僕は最初、土・日のどこかでと思って相談をしましたら「嫌だ」と言われました。理由は休日はリニモに乗るのが大変だからだそうです。そうなんです、博士も特別待遇もなくリニモに乗ってやってきます。そこで月曜日の10:30分に設定をしました。これが超レア博士の誕生です。最初はなにもなかったのに次第に「いつ出るの?」という問い合わせが入るようになったのは夏過ぎだったかな?アテンダントさんは「わかりませんが月曜日の午前中が多いと思います」と返事をしていましたね〜笑〜。
開幕してからは博士たちは体調管理とかに気をつけてとても大変だったと思います。楽屋でへばっていてもお客さんの前ではいつもと変わらぬ博士を演じきっておりました。

無事に開幕したのもつかの間・・・実は開幕前から心配をしていた事が現実になりました。
それは「地球タイヘン大講演会」のお客さんが少ないということです。


 もう少しだけつづきます。