レース。

いつも万博会場に自転車で通う僕は、たまに勝手にレースを開催します。
それは会場に、やはり自転車で行く人を見つけては追い抜いて行くんです。
この間は電動自転車と勝手に競争しました。僕は下りの坂や平坦な道で電動自転車を追い越します。が、上り坂では僕が不利です。例えて言うと僕はマウンテンバイクで必死に“シャカシャカ”と上って行きますが、電動自転車は僕の横を“スイスイ”と追い抜いて行きます。「何を負けるか!」なんて心の中で叫びながら、平坦な道でまた追い抜いて行く。その繰り返しで万博会場までたまにやって来ます。
だいたいレースが始まるのは本郷のあたりなんですが、今日初めて一社からレースが始まりました。赤信号で止まっていたマウンテンバイク。乗っているのは中年の男性。見れば首からスタッフパスを下げているし、自転車にはスタッフ駐輪場に止める事が出来るシールが貼ってある。条件が揃っています。さあ〜ファンファーレが鳴りました。僕は当然ぶっちぎりの優勝を狙って走り出します。そりゃあ僕の方が早いわなあ〜! 次の信号が赤になったので余裕で止まります。暫くすると横に中年の男性の自転車が来ました。「お〜なかなかついて来るじゃないか!協会が送り込んで来る刺客にも骨のあるヤツがいたもんだ。」なんて思っていた次の瞬間、車が来ないことをいいことに、中年バイクは信号無視をして赤で渡ってしまいました。「おい!このレースには、赤信号は必ず止まるというルールがあるんだぞ!」。青になり急いで後を追いかけましたが、おっさんバイクの後ろ姿はみるみる小さくなりとうとう見えなくなりました。どうも次から次へと信号無視をしているみたいです。 次からはそのおっさんにはもう出場の機会を与えません!!
だいたい協会の人間はなんでこんなヤツを送り込んで来るんだ! もう少しまっとうに勝負出来るヤツを寄こせと言いたい! それにどうして苦情が出ることをわかっていながら何も手を打たないんだ! それと警備員の融通がきかないところをなんとかしろ! まったく呆れるよ。 
仕方がないから今日のレースは中止。途中で外国人ママチャリを見つけたけど勝負する気がなかったみたいだから、レースにもならなかったよ。。。

あ〜ぁ、安全運転しようねみんな・・・僕も含めて。