不審者扱い。

いま、9月にある舞台公演「國語元年」のため、無精髭をはやしている。
明治の男で武骨そうに見えた方が好いだろうと、
そして「いざ付け髭」となるとやはり演技中に気になるかもしれない。
そいうところから髭を伸ばしている。



さて。
とあるファミレスで打合せを行う事になった。
あまりの暑さに地下鉄で出かけるのがオックウだったので、
我が愛車「ナビ男」号で出かけたのである。

そのファミレスは新栄にあり、1階が駐車場。2階が店舗になっていた。
手前のスペースが空いていたのだが停めにくそうに感じたため、
奥のスペースに車を停めた。
その場所は一寸、奥まった処にあり、通りからは死角になる場所だった。

何とかお尻から突っ込み車を停めロックをかけた。
その時にパトカーが駐車場に入って来た。
イチャモンファイターだ。
そう思った瞬間に「あれ?いま俺ってロックしたけっけ?」となった。
まあ〜こんな小さなド忘れは日常惨事の事だ。
そこで車に戻り、車の中を覗き込みロックの確認をして歩き出したら、
パトカーからお巡りが降りて来て、何と職務質問をされたのだ!
「いま何しに車を覗き込んだのですか?」



面食らった。



ロックの確認。
しかも自分の車だ。
「ロックの確認です。」
その旨を伝えると、
「そうでしたかぁ〜。この辺りは車上狙いが多いので巡回をしています。確認は好い事です。」


自分の車の中を覗き込んだら職務質問される世の中なのか?
〜尤も自分の車かイチャモンファイターは知らないだろうけど〜
しかし疑う事が仕事でも疑い過ぎではないかと思う。


若い警察官はニコニコしながら対応してくれたのだが、
相棒のベテラン警察官は最後まで私から目を離さなかった。
見られている事を感じた私も、ベテラン警察官から目を離さなかった。
いや離せなかった。
「なぜこのお巡りは自分から目を離さないのか?そんなに怪しい男に見えるか?」
数歩間はお互いに目線を合わせながら歩いていた(笑)



打合せの時間に若干、遅れてしまった。
この出来事を言ったら直ぐに「その髭のせいでは?」と突っ込まれた。


ん〜確かに。
生え揃っていない口髭は、何やら嫌らしさを感じる
(自分で言うのもなんだが)
だから怪しまれて見られていたのか?


しかし役作りのために生やしてる髭で
イチャモンファイターから何癖(?)をつけられてては
溜ったもんじゃない(苦笑)

しかし嫌らしく感じるなら、、、髭、、、無い方がいいかなあ〜。

演出に確認してみヨット。