レクチャー⑦

C文化小劇場での講義が7回目を終えた。
たった10回の講義では何も伝えられない。
だから表面をなぞるだけで講座は進んでいる。
受講生はピンキリ。
18歳から60歳まで18名程いる。
受講生も色んな人がいる。
超緊張してガチガチに固まる人。
伸び伸びと演じる人。
一つ一つ悩む人。
が、全ての人が真剣に学びに来ている。
「市民参加事業」だが手抜きは出来ない。
しかしこれは演出者協会の事業の一つでもある。
問題は我々、協会の東海ブロック何やらの方にある。
どんな趣旨で始まったのか?
聞けば志は高いが、、、どうも納得出来ない箇所がある。
まあ〜町内会にせよ「会」と名の付く集まりは、
纏まりにくいものだ。

何にせよ「市民参加」と言うのは良い事なので文句は言わない。
それよりもこの街の首長は何を考えているのか?
より良い暮らしを提示するために大切なのは
「経済だけ」ではない。
豊かな街づくりをするためには、
豊かな人間づくりをしなければいけない。
街にとって、
国にとって、
未来に向かって大切な財産は「人」であるはず。
市の事業に参加するたびに思う。
会社でも一番の財産は「社員」だろう。
社員の働きで会社の業績も違うだろう。
社員を大切にする会社は延びるということだ単純に言って。
劇団も同じだ。
人、
ひと、
ヒト。





レクチャーも残り2回。
必死に務めたいと思います。