！

奈良に遊びに行ったときに撮した写真。
興福寺というお寺の一角にその碑はありました。
読めば「名古屋市塩町 伊藤萬蔵」と掘ってあります。
名古屋から離れた奈良で見つけた名前。
その後、忘れていましたがふと思い出し
調べてみたらとんでもない人でした。
生まれは一宮で名古屋に丁稚奉公しに出て行き、
一代で富を築き上げたのです。
亡くなる昭和２年（95才で永眠）までに
神社仏閣に寄贈や寄付をしまくり、
その数は噂で1000を越え日本各地に「伊藤萬蔵」
という名前があるそうです。
中やら「伊藤萬蔵を探せ」というグループも
あるらしく実際には500程の狛犬などを含めた
石の置物が見つかっているそうです。

まだまだ見つかるかも知れないこの名前。
昔、名古屋には凄い人がいたものです。