強烈

8月に入り昼間の暑さや夜の寝苦しさも一段と
強烈になってきた。
早速先日、丈を直したズボンを履いて日曜日のロケに
行ってきたが猛暑の中、一日中外での撮影は滅茶苦茶に参る。
汗だくだ。
若いDレクターは小生の姿にケラケラと笑っていた。
若いから良いのだろうか?
見れば炎天下、帽子も被らないで演出している。
この暑さの中でゾッとしたが「倒れても責任持てんぞ」
と思った。なにせ小生もリポーターの仕事で一杯一杯だ。
段取りよく進めばいいのだが先方の仕事の事情もあり、
段取りよく進まない。こっちはジリジリとした感情になる。
またもっぱらの心配は車の中の鞄の中に入れてあった
おにぎりだった。
「小道具としておにぎりを用意して下さい」と頼まれ、
妻が朝早く起きて大きいのを2個作ってくれた。
演出では昼飯に山下清の様にほおばってほしい。
との事だったからだ。
でも流石に猛暑の中で車の中にあると腐りそうで怖い。
撮影が進むにつれ昼が近づいてきた。
そこで「おにぎりを食べる場面はいつ撮りますか?」
と聞いたら「あれは飛ばします」と返事が帰ってきたので
、、、「エッ?」となってしまった。
・・・せっかくのおにぎりが。
このままではおにぎりがダメになる。
そう思うと不思議なもので「もったいない」の精神が出てきた。
で、車からおにぎりを取り出し、撮影している施設の
中に置かせてもらった。

 家に帰ってからだ、顔は真っ赤に焼けてヒリヒリする。
頭は軽く痛みだす始末。喉も渇く。
軽い熱中症、、、気味か。
いやはや仕事も楽ではない。

結局食べることなく持って帰ったおにぎりを妻は焼いていた。

捨てることなく食べることが出来たので良かったかも。

次はプールでの撮影。
これはこれで大変だあ〜。