お手柔らかに。

時に新聞等の報道記事は一方的に書かれる事がある。
平等に両者の記事を載せる事も難しいこともあるだろう。
当然、書く記者の思惑で内容が厳しくなったりもする。
読み手側は、その内容で傷ついたり、怒ったりする。
 しかし某力士の「死ね」発言はいかがなものか?
だいたいあの横綱は自由すぎて、、、(羨ましい)。
実際に「死ね」を言ったかどうかはわからないが、
言葉を発したら二度と戻ってはこない。
そんなことが通用するのは舞台の上でセリフを言っている
時だけだろう(苦笑)

 若いときに先輩の役者からアドバイスをもらったことに
「自分のセリフは客席にも届くように出し、そして客席の
頭をグルリとまわして自分のところに戻さなければいけない」
と言われたことがある。
 自分の存在感を出すためには周りの空気も掴まなければ
ならない。

 

 さて僕もごくごくたまに、出演した舞台の
劇評を書かれることがある。
人間誰でも褒めてくれると嬉しいものだが、
そうそういつも褒められるわけでもない(笑)
痛い所を突つかれて「ごもっともです」となる時がある。
芝居を作るのも能力がいる。
いつも恵まれた環境で創れる訳ではない。
だからこそ知恵を絞って、表現をすることに苦しんでいるのだ。
自己満足だけはいいものは創れないからだ。





 先日、某「事」団のスタッフが某新聞の劇評に頭を抱えていた。
酷評とまではいかないが、それに近かったからだ。
双方のいい分もわかる。
むしろ「事」は“こんなはずの出来では”、、、とジレンマを抱えている。
注目される団体なのでプレッシャーもあろう。
これからもメゲズに頑張ってもらいたいものだ。
でももう本当に懲りたので(笑)僕は今後、陰ながら
応援をすることにしたい。




 ありがとうございました。