オッさんの証拠とは・・・。

mabikitei2006-11-29

先日S市まで新幹線に乗って受付のお仕事に行って来ました。
僕が新幹線に乗るのは年に1〜2回。それも妻と遊びに出かける時に乗るだけです(苦笑)。
なので新幹線のホームに立つと、自分はこれからどこかに遊びに行くのかしら(?)
なんて錯覚に陥り、、、ウキウキとしてくる。
でも今回はお仕事で新幹線に乗りました。
S市にはワザワザ、コンサートの受付をしに行ってきました。
まぁ〜兎に角いつものようにボケッと立てるだけ(?)いやいやお客さんをお迎えするのです。
さてさて今回は全て現地スタッフ(S市のイベント会社)の指示に従わなければなりませぬ。
ここで現場を指揮っていた若い男性社員がおりました。
まぁ、第一印象は「あれ、、、ひょっとして勘違いしてる?」みたいな雰囲気の人。
ビシッと決めたスーツで身を固めております、、、が、どうもダメ。
ミーティングでも質問が出ると上司との間を行ったり来たりしておりました。
やがて開場の時間になります。2階のフロアーにいた僕に近づき彼は指示を出します。
「お客への対応は丁寧にやって!あ〜それから何かあったら俺に言って!」
と言ってきやがった。「なめんとんのかこいつは?」と物の言い方に“カチン”ときたが、
こちらはニコニコと「わかりました」と一応お返事をいたしました。
(ひょっとして年下だと思われたのでは?・・・ちょっと言い過ぎました(大笑))
いちいち彼は2階に来て自分たちが連れて来たスタッフに何やら指示を出しているのだが、、、
伝わってるかどうか。。。だって2階にいるスタッフは何にもしなかったもんね。
こっちがお客さまを座席まで誘導してたのに、遠くにいてボーと立ってただけ。
それこそドアの開け閉めもしなかったから、途中で「ドアの開け閉めをして!」と言っちゃった。(^^ゞ

 暫くして、ホールの造りが古く、足の不自由な人やお年寄りの人の為に
エレベーターが使える事を開場して彼は僕らに伝えにきました。
その様子を見ていた森くんという僕と同じスタッフが「あの人と知り合いなんですか?」と
彼が去ったあと僕に言ってきた。僕は「なぜ?」と聞くと「いや〜ショウマンさんにタメクチでしゃべってたから」
それで僕は「全然知りません。今日初めて会いました」と言ったら森くんは大爆笑していた。
家に帰って妻にその話をしたら「そういうヤツに限って仕事が出来ねぇんだよ」と酔った赤い顔で言ってきた。
でも、、、そうかもね。現に肝心な時にエレベーターは、、、動かなかった・・・(苦笑)。
“若い”彼は張り切って仕事に取り組んでいたのだけは十分に伝わってきたが、
もう少し対応や口の利き方を治したほうがいい、、、だぶん上司がダメなんだろう。
ひょっとして自分の若い頃も、こんな風に見られていたのかな?
と彼を通して感じた。

 帰りの新幹線の中。
 隣で一緒に帰った若い男女のスタッフが音楽の話で盛り上がっているのを
「イッヒッヒッ、こっちの“若い”って方が良いよね?」なんて思いながら、
「君たちの会話には興味がありませんよ!」と知らん顔や態度をとっている自分に笑えた。

 何にしてもこれはオッさんになりつつある証拠でしょう(笑)。