緊張。

先日、某巨大新聞社が主催する新人演奏会のステマネをしてきました。
音楽大学を卒業した人やする人など総勢25名のピカピカの音楽家たちが舞台に立ちました。
内容はピアノ独奏や声楽、弦楽など、持ち時間10分弱で次から次へと演奏していきます。
僕は何をしていたかというと、転換をしたりQ出しをしたりとしておりました。
さて僕が袖の中で椅子に座っていたら、次の出番の女の子がウロウロと歩き回っております。
僕の顔を見るなり、僕に近づいて来て僕の隣の椅子にチョコンと座りました。
「緊張してる?」僕の問いかけに、真っ赤なドレスを着た彼女は「はい」と返事を返してきました。
その後は大きく息を2〜3回吐き「私、こんな大きな舞台で演奏をするの初めてなんです」
そしてまた大きく息を吐きました。
「大丈夫だよ。演奏すれば緊張感は吹き飛ぶさあ」
何の気休めにもならない言葉を投げます。
「はい・・・・」手の汗を拭き取る彼女。
彼女の気持ちはよく分かる・・・僕も出番前の袖の中では滅茶苦茶緊張する。
ゲーゲーと吐きたくなる。
いまこの場から逃げたくなる。
きっと彼女もそんな気持ちかも知れない。


 僕はこの間から家の近所にあるファミリーレストランで働かせていただくことになりました。
ウエイターなんですが、もう少し楽かと思ったらとんでも無かったです。
仕事の内容も細かくて覚えるのが大変でした。でも日常生活の中では体験出来ない事もあり楽しめそうです。
が・・・お客さんの接待をするときが意外と緊張するんです。
店長やチーフの人たちは「慣れです」と言いますが、なかなかねぇ〜。
これが意外と疲れるし緊張するんです。
今日もトレーニングをしてきましたが緊張のあまり「どうぞごゆっくり」で終われば言いものを
「どうぞ〜ごっくりお楽しみくださいませ」と余計な事まで言ってしまいました。
お楽しみくださいって何?なんて突っ込まれてね。。。。

オドオドしながら働いておりますよ。。。
そして今度は僕が「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ」なんて言葉をかけられる。

思わず苦笑いをしてしまいました。