孤独。

演出って意外と孤独なんだよね。
特に外部で演出をするときなんかは強く感じるよ。
いつも「これでいいかな〜」なんて思っちゃう。
さてさて、久しぶりに演劇グループ ZEROで演出をするんだけどさぁ。
メンバーは４人しかいないから作品によっては必然と客演の人が多くなる。
それで中には「舞台に立つのは初めて」という素人さんも来る。
そんな素人さんにはなるべく気持ちよく芝居をしてもらうために、ダメの出し方や
言い方には充分注意を払うわけなんだけど・・・。
でも忘れて「なんでそうなるのかなぁ〜」とか
「もっとさぁ〜こうしてくれないかなぁ〜！」とか
思わず言いたくなっちゃう。もうこうなると某演出家が乗り移ったみたいな手振り身振りになってくる。
そして眉間にシワが寄ってくるのもわかる。そして貧乏揺すりも始まる。
でもすぐに「いかんいかん。これじゃあ某演出家と一緒じゃないか！」
と自分に言い聞かす。
でも流石にダメが直らないからと言って殴ることはしないけどね（笑）。
しかし、あんまり野放しにすると学芸会になっちゃうから、そこは少しでも１ミリでもレベルの高い
作品が創れればと思う。
芝居を観終わったお客様が笑顔で客席から出て来られるように頑張るんだぁ！