恥ずかしい!

ラップ現象(?)があった一宮の分譲マンション。
僕達は10年以上住み慣れたマンションをとうとう手放す事になりました。
理由は簡単、チョー貧乏になったからです。
とうとう自己破産宣告を申し出た私たちは何もかも手放さなければなりません。
勿論マンションも!
親は格安で提供してくれる住処を探していました。
ところが破産管財人なんでしょうか?私たちが住み慣れたマンションを早速競売にかけ
売りに出してしまったのです。しかもすぐに買い手が見つかりました。
買い手たちは即刻立ち退きを要求!
ところが諸々の事情で立ち退く事がすぐに出来ないので、相談をして期限を決めたそうです。
僕はすぐに親が次のところに住めるように金を用意しなければならなくなりました。
期限日までまだ一週間あるために少しノンビリと構えていたら
「実はすぐに金が欲しい」とのこと。
「そんな大金すぐに出来るか!」なんて言い返す。
ところがどうも様子が変だ!そこでよくよく話を聞くと何とビックリする事がマンションで
起こっていたのだ。
次に買い取ったのは中国人。期限まであと一週間と迫ったところでなんと中国人のお婆さんが
マンションに乗り込んできた。理由を聞けば「私が金を出したから」と云うらしい。
そこで僕の親と中国人のお婆さんとの奇妙な共同生活が始まっていたのだ!
しかも中国人の婆さんは台所を占領してご飯を作って食べてる事も判明!
また僕の親に「一緒に食べないか」と誘って来るらしい。
まあ〜日本人ならこんな行動は起こさないわね。
しかし僕はまたまた親にカミナリを落とします。
「なんで早く云わないんだ。俺たちと一緒に住めばいいのに!」
でも親の気持ちもよくわかる・・・言葉に出来ない辛い気持ちがね。
・・・苦労が多かったもんね。
バカ息子を持つといろいろと親も可哀想だ・・・。
ところで中国人のお婆さんは何を考えてたんだろうね?
まあ〜結局これも話し合いで中国人のお婆さんは出て行ったらしいです。
今でもラップ現象はあるんだろうか?
たまに人の気配がしたあのマンション。


 一宮にいい想い出はないなあ〜。