一寸先は?

私の知り合いでスタジオを手放さなければ・・・という窮地に立たされている人がいる。
ダンス系の教室を開いている人だ。
話を聞けばその人に直接関係は無いものの、関連して土地を手放さなければならないのは辛い。
今にも崩れそうな程の落ち込みで私に話してくれた。
「今年の公演が出来るかどうか・・・悩んでいます」
毎年、制作を担当しているので話をしてくれました。


 実際こんな時はどう声をかけていいものかこちらも悩む。
「頑張って」と声はかけたものの、頑張ってどうにかなる問題でもない。
しかし「なんとかなるよ」と返事をしてみる。
「また〜他人事だと思ってぇ!」


 でも辛い思いをしているのはあなただけじゃない。私も同じ体験をしております。
「え〜っ、知らなかった!」
まあ〜恥ずかしい事だから他人にはペラペラとしゃべりませんわな。
親が事業に失敗して、逃げるように引っ越しをして、隙間風がヒューヒュー入ってくる
家で過ごして、お取り立て屋が毎日来て〜なんて生活ね。
挙げ句に、自己破産。
これはキツイし辛いよ〜。

 ところがそんな話をしているうちに、相手はドンドン元気が出てきた。
「辛いのは私だけじゃないんだ! 一から頑張ろう!」

 そうだよ。
 お互いにね (^0^)/