じと〜としてこの時期は嫌だね。
そう言えばこの間、栄の地下鉄のホームで高校生ぐらいの若いカップルが別れ話をしていた現場を見た。「〜していた」と言っても本人達に確認をしたわけじゃない。どうしてそう思ったのかというと、お互い横に並んで顔を合わせることもなく、二人とも正面を見たまま会話をしていたからだ。そして二人の前を横切るときに僕は彼女と目が合った。彼女の瞳が少し赤く潤んでいたのがわかったから「あ〜別れ話だな」と思っただけである。
僕は少し離れた場所から二人の様子を観察させていただきました。
彼氏は背が高く坊主頭で白シャツにネクタイ姿。ややズボンを腰まで降ろして足元には鞄が置かれてありました。一見野球部かな?って思いました。彼女は可愛らしい顔立ちで私服でしたね。で、周りの若い子達もこの二人の様子に気づいてチラチラと見ていたからよっぽど目立っていたんだよ。そのうちに彼氏が彼女の方を向いて、両手で目を擦り始めた。この仕草が涙を拭いている様子にしか見えない。何も栄のホームで別れなくてもいいじゃない。 
この話を奥さんにしたら「ただ喧嘩をしてただけでしょう」と一蹴された。
かと思えば先日、栄の地下街でのこと。後ろから女性の声が聞こえた。振り返るとこれまた若いカップル。両方ともサンダルを履いていたからおよそ年格好が想像がつくであろう、茶髪のカップルである。少し気になったので二人の様子を見ることにしました。すると、彼氏は突然「お前が○×△□(聞き取れない)」と言って、彼女のお尻に“蹴り”を入れたのだ。鈍い音が僕にも聞こえた。彼女は「痛て〜よ!」と叫びだしてよろけた。でも次の瞬間、彼女は彼氏の太股に回し蹴りをしていた。この二人の場合は別れ話ではなく、単なるいつもの喧嘩だろう。なにも地下街で蹴り合いをしなくてもいいのにね。

まあ〜出会いとか別れは時と場所を考えずに突然やってきます。

大勢の人が見ている場所でもやってきます。

ホームで泣いていたカップルがもし別れ話をしていたら…きっと、若いぶん、相手を必要以上に傷つけたり傷ついたりしてるだろうね。そうやって大人になっていくんだ。。。

今年も暑い夏が来そうだね。