え〜っ 2

名古屋城の瓦版屋さんの時のお話。
今週で終わる名古屋城博。お客さんもいろんな方がお見えになります。
さてさて入り口で「みなさ〜ん。金鯱には触って来ましたか?」なんて言ってると、おばさんたちは「触ってきたよ!」と返事が返って来る場合もあります。ところがこの間、おじさん達の団体客が入って来ました。先頭には旗を持ったバスガイドさんがいましたからどこかのツアー客なんでしょうね。顔が少し赤いのはお酒のせいだと思います。その中の一人のおじさんが俺の顔を見て「金鯱ってこれのことか?」と言いながら隣のおじさんの股間をギュッと握りました。握られたおじさんは「バスガイドさんこいつ俺の金を触ってくるぅ〜。」と大きな声で言います。バスガイドさんは苦笑いをして歩いて行きます。そしておじさん達はさらに大きな声で笑いながら奥へと消えて行きました。かと思えば中には「あんた中井貴一?」とおばさんが聞いてきます。「違います!」だいたい中井貴一さんが名古屋城でオモチャのゴムのかつらを被って瓦版屋の仕事などするはずがない!近づいてきたおばさんは「違っとった!」当たり前だろう!!!
あと、一生懸命“入り口”で中の説明をしていると中には立ち止まって聞いてくれる人もいるんですね。それで最後に「では中に入ってお楽しみください」と言うと「何だ!ここで教えてくれるんじゃないのか!」と言われますし「聞いて損した」とも言われます。やれ「八ベェ〜がいる」とか「助さんと各さん」とか言われて、そして最後にカップルが「あ〜波田陽区!」と笑いながら通り過ぎて行きます。 
瓦版屋だ!全然違うだろう!

ん〜ちょっとまいった。。。