面倒・・・なんで?

さて、日本で外国人が結婚して婚姻届を提出する。これは以外と面倒なんです。例として日本人と外国人の結婚に関して説明をします。外国人(仮に韓国)のOさんは、韓国にある「戸籍謄本」を日本に取り寄せます。そして「婚姻要件具備証明書」を発行してもらいます。これを訳文した書類を添付しなければいけません。これでOKなんです。が、これが以外と大変なんです。まず領事館に行って韓国の戸籍謄本を取り寄せます。
領事館ですと取り寄せるのに約一ヶ月はかかります。ところが韓国に自分の戸籍謄本が無い場合があるんですね。そうすると遡って戸籍を作らなければいけません。これにまた時間がかかる。それに韓国の戸籍がないと「婚姻要件具備証明書」を作ってくれません。この証明書は「韓国人Oと日本人(仮にP)が結婚することを認めます」という証明を領事館がしてくれるのです。役所はこの「婚姻要件具備証明書」がないと受け付けてもらえません。そこで「婚姻要件具備証明書」が発行されない場合は代替えの書類を用意しなければいけないのです。それはOさんの韓国の戸籍謄本と訳文、家族全員が記載されてある外国人登録証明書、と、ごめんなさいの書類。でもOさんの場合は韓国の戸籍謄本がありません。この場合は本人の出生届、両親の婚姻届、外国人登録書、と、ごめんなさいの書類を提出すれば、晴れて婚姻が認められるのです。で、で、で、ここまで書類を用意して戸籍上Oさんは何処に入るのか? なんと「夫」の欄には入らず「備考欄」に入るのです。つまり解釈によっては「Pは韓国人Oと同居してます」と、なるのです。そして子供が生まれた場合、戸籍上は父無し子と言う事になります。

面白いですね・・・・・。

以上が簡単に勉強した内容です。

お疲れさまでした。。。