9連覇?
先日。
大学ラグビーで帝京が9連覇した。
僕はその「9連覇」に驚いた。
「いつの間に?」
ラグビーに興味を無くしてから10年になるんだ。
僕が夢中でラグビーをテレビで見ていたのは、
林、大八木、平尾、大西、堀越 などなど。
神戸製鋼が七連覇した時代だった。
中でも平尾に始まり、平尾が引退したら興味が薄れ
ラグビーを見なくなってしまった。
その平尾氏も早すぎる死だった。
その間に大学ラグビーで9連覇が。
毎年、顔ぶれが変わる大学で連覇は非常に難しい。
それをやってのけた帝京には何があったのだろうか?
興味が湧く。
演劇も一緒。
今はまた劇団という「集団」が見直されている。
同じメンバーで作品を作り続ける重要性。
そりゃそうだろう。
相手が分っているから呼吸も分りやすい。
ところがプロデュース公演となると、
いろんな劇団から人が集まってくる。
当然、間が合わなかったり、しっくりいかなかったりする。
芝居が噛み合なくてギクシャクする。
案の定、寄せ集めの公演で幕が上がる降りる。
そうなると技術の問題ではなくて、
いかに全員が同じ方向に向いているかが焦点になる。
しかし個々にプロとアマの違いが出る。
向き合い方が違うと「差」が出て来て纏まらない。
話はズレたが。
学生は毎年入れ替わる。
その環境の中で、1年生から4年生迄、
シッカリと方向を見つめて纏まり9連覇したことは凄い。
そんな時代が来るとは思わなかった。
いろんな事が日々進化していくんだね。