太る理由

mabikitei2012-03-26

家の近所には意外と何もない。
先月にはよく利用していたスーパー
(某マックス何とか)が店を閉店して壊され、
今では更地になっている。
しかし、、、どうも掘り起こし作業が始まるらしく、
たぶん、、、だが新たに店を造るのではないかと思う。
しかし近所にスーパーがなくなってしまったのは痛い。

全然関係ないが、、、某一社駅の周りに飲食店が少ない。
飲食店がないことはないが少ない。
居酒屋はある。
台湾料理もある。
かつ屋さんもある。
これは入った事も何回もある。

ところが前々から興味があったラーメン屋がある。
間口二間程の小さなお店。
結構古くからこの場所で営業をしているみたいだ。
表の看板も寂れている。
思い切って入ってみることにした。
店の中もなかなかのレトロだ。
油で汚れた店内。
店の壁には手書きのメニューが所狭しと貼り付けられていた。
店は奥に細長く「ウナギの寝床」のような造りだった。
老夫婦で店を切り盛りしていた。
お爺さんは厨房で、お婆さんが店内で、と言った感じ。
「昭和」の香りがプンプンなお店。
この店で違和感を感じるのはたった1点。
厨房のお爺さんの被っている帽子。
その帽子だけが和食レストランにいる雰囲気がした。


この店に私達が勇気を持って入ったのは昨年の夏前であろうか。
実は気に入ってしまい何度か通ってしまった。
特にラーメンの汁に衝撃を受けたからだ。
醤油でもない、塩味でもない、、、なんと鰹出しから
とった汁だったのだ。
最初の一口は「なんだこの汁」と思ったが、
段々と美味しくなってきた!
そのうちに病みつきになってしまったから不思議だ。

ところが暫く通っていたら、、、いつしか店が休業状態になり閉まっていることが多くなった。

辞めてしまったのだろうか?


しかし暫くしたら店が開いていた。

久しぶりに食べに行った。
ラーメンの汁は鰹出しの汁だった。
味もメニューも何も変わっていない。
ただ変わったのは人だった。
もうお爺さんもお婆さんもいなかった。
料理を作っていたのは初めて見る叔父さんだった。
店内も初めて見る叔母さんだった。

察するに、、、息子さんか娘さん夫婦みたいだ。

もしやお爺さんが倒れたのだろうか。


兎に角、味も変わらずお店が続いている事は
ユーザーとしても嬉しいことだ。


そんなラーメン屋さんが某一社にはあります。
(写真はいつもセットメニューです)