顔会わせ。

「とうとう」か「やっと」か次の公演の顔合わせがきた。
それにしても5月の中旬の公演だからまたまた毎日のように
稽古が入るはずである。
次は劇団の本公演にあたるのだが、残念ながら(?)の
ダブルキャスト。だから小生は2ステージしか出ない。
でも2ステージで良かったかも(?)と少し思えてきた。
なにせ本読みで息が上がる。
息が上がって呂律が回らない。
それぐらいハードな芝居だ。
「体力をつけろ」と指摘を受けた。
確かにここ数年は肉体訓練もせず、体が衰えてきている(笑)
お腹も出てきてブヨブヨだ。
他人のことが言えない状況だ。
これから大きな山場を迎えるために身を引き締めて乗り越えなければいけない。
 制作も兼ねている次の舞台。
ようやく昨日チラシの校正が終わり原稿を印刷屋に出せる段階に辿り着いた。
そしてあらためて演出家とも予算の話しもした。
無制限に膨れあがる予算を抑えるのも制作の仕事だが、
ケチケチでも舞台は作れない。
しかし、いつも自分が制作をして思うのだが、なぜ役者のギャラが
最後になり、そして最後は削られるのか?
本当は4ステージだけでは話しにならないのだ。
聞いた話しではプロ野球の日本シリーズは4戦目までの収入は機構側に入るらしい。
5戦目から球団側の利益になるという、嘘か誠の話がある。
単純だから一概に「そっくり入る」と言うことはないだろう。
例えば芝居ならステージ数を増やせば、それだけ拘束するスタッフの
人件費が増える事になる。長くやれば良いという問題でもないだろう。
結局はチケットを売って満席にすればいいのである。
この簡単な事が実に難しいのだ。
見に来て下さる事が一番嬉しい。
勿論、卑しい話しだがチケットを買って下さってですがね(苦笑)
だから良い舞台をお見せできるように燃えているので〜す。
苦しみながらネ。