怪獣コメディアン

mabikitei2010-01-08

正月に実家に帰るともちろん妹夫婦達もやってきます。
当然、5人の甥っ子姪っ子たちにも会います。
子どもの成長は早いもので、ついこの間までヨタヨタと
歩いていた子も大きくなり自我に目覚めます。
もう小学生にもなると三回りも離れたオッさんには
興味も示さず、もっぱら食卓の上に豪華に並べられた食べ物に群がります。
寿司が出れば5人がガヤガヤと「食べてよし」のスタートを待ち。
蟹が出ればほじくり出してムシャムシャと食い始めます。
食ってる間にDSに夢中になりと兎に角忙しい。
まあ〜元気なのは何よりだし、この雰囲気に囲まれているのもまた楽しい。
5人の甥っ子姪っ子たちはそれぞれの成長を始めているのです。
かろうじて一番下の甥っ子がまだ小生たちの相手をしてくれるのですが、
この甥っ子が何とも言えない怪獣ぶりを発揮するのに驚いた。
チビ高田純次みたいなぁ〜感じ?
四月に小学生に上がるらしいのだが、きっと幼稚園では人気者に違いない。
言い換えると実はとても子どもらしい子どもだ。
なにせ言うことがコロコロと変わる気分屋。
自分の思い通りにならないとスネる(笑)この小さい体で挫折を味わい
ながらこれから成長するのかと思うと、将来どんな大人になるのか見てみたくなる。
幼稚園とはいえ、もうお金の価値観はついているみたいだ。
小生があげたお年玉袋には100円玉と500円玉を入れたらえらく喜ばれた。
どうやらこの年頃は小銭の方が喜ばれるみたいだ。
そして彼はクシャクシャになった封筒から更なる小銭を見せてくれた。
今年の彼のお年玉の戦利品だった。
小銭がジャラジャラとこぼれてきた。ところが中には外国のコインが出てきた。
比べれば日本の500円玉とほぼ一緒の大きさ。どれもこれも彼には500円玉に見えるらしい。
小生はこれならゲームのコインを入れておけば良かった、、、と思ってしまった(笑)
さて元日の夜は、小生夫婦と甥っ子二人が実家に泊まることになった。
妹夫婦が帰って行った後、この一番下の怪獣は小生に
「ねえ〜お年玉ちょうだい」と言ってきた。耳を疑ったが二度も言ってきたので
間違いなかった。そこで「さっきあげたがや」と言うと次に
「じゃあウチ(家)買って」と言ってきた。
なぜ家を?
「家は買えんなあ〜」と言うと「じゃあWill買って!」と言ってきた。
ここまでくるともうハチャメチャだ(笑)
さて妻の話だが。
片づけをしているときに甥っ子が皿を頭の上に乗せて「カッパ」と言ってやってきた。
酔っぱらっていた妻は「もっと他にも」というと
いろいろとモノボケをやったらしい。妻曰く「素質有り」とのこと。
 怪獣は小(コ)メディアンの称号を密かにもらったとかもらわないとか・・・。