しゃべった。

皿洗いは現在、ワークシェアリング中。
みんなで持ち場を担当しているので、今週の
小生はたったの二日間のみ。
尤も、あいた時間は講師の仕事やロケなどに
あてているため、意外と暇ではないのが救いだ。
でも確実に収入は減る(苦笑)
 さて、その皿洗いのバイト先のホテルの廊下で
すれ違う王さんの事だ。
 先日、初めて王さんの肉声を聞いた。
 小生が作業着を受け取る窓口に王さんはコック着を
取りに来ていた。そこに同僚の人だろうか?
男性が来て王さんに話しかけたのだ。
その内容は「その靴、どこの(メーカー)」だった。
何故、靴の事を聞いたのか?
僕も王さんの靴に目線がいった。
確かに、、、言われれば洒落たデザインだった。
その男性も靴には興味があるのだろう。
王さんは「○○○」と答えていたが、小生には
聞き取れなった事もあり、どこのメーカーなのか分からなかった。
それよりも王さんが喋った事に驚いた。
しかし、「おはよう」と王さんは言っていたのだが、挨拶と靴の
返事を含めた2〜3の会話で二人の朝の関係は途切れた。
それ以上、話は進展しなかったので、二人は黙ってしまったのだ。
内大陸系(?)の人とお友達になるのは難しいのか?
王さんがシャイなのか?
見た目は180センチある身長だが猫背で歩いているため、
正面から見ると、小生はついこの間、テレビで観た
アニメ「千と千尋の〜」に出てくるカオナシという
キャラクターを思い出す。
(勿論、黒い服をすっぽりと頭からいつも被っている訳ではありません)
 最近、和食の板前さんに「次はいつ舞台に出るの?」と
声をかけられるようになった。その度に「暫く舞台はないんです」と
答える。すると先日は違う人から「そうだよな〜。ないからここに
働きに来ているんだよなあ」と言われた。
舞台に出ても、出てなくても、殆どの役者はアルバイトなどで
食いつないでいる。
ゲイの道は、、、、。
いや、芸の道は厳しい、、、。
分け入っても分け入っても青い山である。