朗読劇

mabikitei2015-08-13

また一つ終了しました。
「おりき」という作品の朗読劇。
戦争物が続きました。
今回の作品は終戦前のお話でした。
僕は海軍中尉の青年。
死に行く覚悟を決め、せめて母親が死んだ土地を巡り、
最後の生を慈しんでいる役。

これが難しかった。
あの時代の男達はケラケラと笑わない。
どうしても僕は台本に(笑う)(笑いながら)と書き込まれてある箇所を
思いっきり笑ってしまい結構、ダメをだされました。

当然、今とは笑いの質が違う。
生きてる重みも違うとは思います。

死に行く覚悟ができた青年の気持を思うと。
あの時代の理不尽さが浮かび上がって来ました。



スタジオで行われた小さな公演でした。